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  1. 市川三郷町議会 2021-03-16
    03月16日-02号


    取得元: 市川三郷町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    令和 3年  3月 定例会(第1回)令和3年第1回市川三郷町議会定例会(第13日目) 1.議事日程                             令和3年3月16日                             午前10時00分開議                             於議場 日程第1 付託案件につき委員長報告、質疑、討論、採決 日程第2 議案第44号 令和2年度市川三郷一般会計補正予算(第15号) 日程第3 西日向外三山恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙 日程第4 日向山恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙 日程第5 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 日程第6 発委第1号 75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書の提出について 日程第7 発議第1号 町民体育館コンクリート直貼り床の調査及び検証特別委員会の設置を求める動議について 日程第8 閉会中の所掌事務調査の件 2.出席議員は次のとおりである。(14名)       1番 秋山豊彦   2番 笠井辰生       3番 齋藤美佐   4番 丹澤 孝       5番 小川好一   6番 高尾 貫       7番 笠井雄一   8番 川崎充朗       9番 有泉 希  10番 松野清貴      11番 三神貞雄  12番 村松武人      13番 秋山詔樹  14番 一瀬 正 3.欠席議員(なし) 4.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名(22名)  町長        久保眞一   政策秘書課長    一瀬 浩  防災課長      塩沢正也   総務課長      石原千秀  財政課長      薬袋和幸   町民課長      武田真一  税務課長      芦沢 正   いきいき健康課長  望月和仁  つむぎの湯所長   内藤 勝   福祉支援課長    渡邉まゆみ  保育課長      渡辺浩志   農林課長      望月順二  商工観光課長    林 茂一   生活環境課長    丹沢宏友  土木整備課長    井上靖彦   まちづくり推進課長 渡辺 潤  会計管理者     保坂秀樹   三珠支所長     窪田正彦  六郷支所長     木村竹実   教育長       渡井 渡  教育総務課長    望月利偉   生涯学習課長    森川規彦 5.職務のために議場に出席した者の職氏名(4名)  議会事務局長    海沼良明  議会事務係長    進藤陽子  議会書記      芦沢順司  議会書記      櫻井 茂  議会書記      望月恵美     開会 午前10時03分 ◎議会事務局長(海沼良明君)  おはようございます。 開会に当たりまして、あいさつを交わしたいと思います。 ご起立ください。 相互に礼。 ご着席ください。 ○議長(笠井雄一君)  改めまして、おはようございます。 本日の出席は全員であります。 ただいまより、令和3年第1回市川三郷町議会、第13日目の本会議を開きます。 まず、日程の変更について申し上げます。 本日、議案の追加提案がなされました。 したがって、議会運営委員長の報告にもありましたように、本日の日程に追加し、審査してまいります。 詳細については、お手元に配布いたしました変更日程といたしますので、よろしくお願いいたします。 日程に入ります。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第1 各常任委員会に付託してありました議案第1号から議案第43号までの43議案および請願第1号について、各常任委員長より審査結果の報告を求めます。 総務厚生常任委員長、第4番、丹澤孝君。 ◆総務厚生常任委員長(丹澤孝君)  総務厚生常任委員会の審査結果について報告します。 本委員会は、3月5日、委員6人と副議長、執行部から町長以下関係職員が出席し、開会いたしました。 また、委員外議員多数が傍聴されました。 当委員会に付託されました案件は、議案第1号ほか、20議案および請願1件でありました。 付託案件の審査の結果は、全て原案のとおり可決とするものでありました。 各議案に対しては、多くの質疑がありましたが、主な質疑は、次のとおりでありました。 まず、議案第2号 市川三郷予防接種健康被害調査委員会条例制定についてでは、条例第2条の所掌事務の中に、前3号に掲げるもののほか、町長が必要と認める事項とあるが、どのようなことを想定しているのかという質問に対し、一般的には、ほとんどが前記の3項に該当するが、それ以外の特別な事情が生じた時のためのものであり、具体的な事例があるものではないとの答弁がありました。 次に、議案第10号 市川三郷指定地域密着型サービスの人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例中改正についてでは、第110条9項に、介護支援専門員である計画作成担当者に代えて、第6項の別に厚生労働大臣が定める研修を修了している者を置くことができるとあるが、義務付けられていることではないのかという質問に対して、職員の確保に難しい面があるため、義務付けではなく、置くことができるとの規定となっているとの答弁がありました。 次に、議案第14号 令和2年度市川三郷一般会計補正予算では、歳入において、入湯税が2,618万円と多額の減額となっている。つむぎの湯の休館やコロナ禍が影響してのことだと思うが、内訳はという質問に対して、みたまの湯は、当初予算3,258万円のところ、1,610万円の減額、つむぎの湯は、当初予算1,008万円のところ全額を減額し、合計2,618万円の更正となったとの答弁がありました。 また、国庫補助金新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が追加計上されているが、どのような事業を行ったのかという質問に対して、充当事業は、商品券配布事業の一次分、二次分、マスク配布事業子育て支援臨時給付金事業学校給食費無償化事業等であり、ほぼ100%を充当したとの答弁がありました。 次に、歳出2款では、政策推進費の中の、帰省学生PCR検査等費用助成金について、利用者が少ないが、対象者にダイレクトにPRを行ったかという質問に対して、メールアドレスや電話番号等の個人的な情報の取得はかなわなかったため、町報やホームページ等での周知となった。大学などはオンラインで授業を行っていたために、既に帰省されている対象者や、帰省をされなかった対象者も多くいたため、このような実績となったとの答弁がありました。 次に、議案第16号 令和2年度市川三郷介護保険特別会計補正予算(第4号)では、歳入で、地域支援事業繰入金介護予防日常生活支援事業分が、当初予算と比較しても多額な減額となっているがこの理由はという質問に対して、新型コロナウイルス感染症の影響により、総合事業の中の通所型サービスの利用が少なかったためであるとの答弁がありました。 次に、議案第26号 令和3年度市川三郷一般会計予算のうち、歳入では、前年度に比べ、地方交付税が増額となった理由はという質問に対して、地方交付税算定の際の、基準財政需要額には7項目ほどの算定基礎があるが、その内の一つである、個別算定経費全国ベースで2%ほどの増額となったことなどが要因であるとの答弁がありました。 また、妊娠中から子どもの成長過程を記録できたり、検診日や予防接種のスケジュールを管理できる「子育てアプリ」導入に向けた見解はという質間に対して、本町では、保健師が直接LINEなどを通じて、やり取りをしているような保護者もおり、安心感があるとの声もいただいている。メールやFacebook等も活用しており、これらを含め検討していきたいという答弁がありました。 次に、つむぎの湯温泉水中ポンプ整備工事の内容はという質問に対して、現在稼働しているポンプのオーバーホールを行う。ポンプは2基あり、保存してあるあと1基のポンプと交換するものであるという答弁がありました。 また、75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書の提出を求める請願は採決の結果、賛成多数で採択することに決定しました。 以上が、当委員会に付託されました案件の審査経過ならびに結果であります。 よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(笠井雄一君)  次に、教育土木常任委員長、第9番、有泉希君。 ◆教育土木常任委員長(有泉希君)  議長の命により、教育土木常任委員会の審査結果を報告いたします。 本委員会は、3月9日、委員全員と議長、執行部から町長以下関係職員が出席し、開会いたしました。 また、委員外議員多数が傍聴されました。 当委員会に付託されました案件は、議案第5号ほか23議案でありました。 付託案件の審査の結果は、全て原案のとおり可決とするものでありました。 各議案に対しては、多くの質疑がありましたが、主な質疑は、次のとおりでありました。 まず、議案第14号 令和2年度市川三郷一般会計補正予算(第14号)では、歳出8款、消防費では、大塚地区に防災無線の聞き取りにくい地域があり、何年も前から要望しているが改善されないがどうなっているかという質問に対し、調査をした上で、検討していくことの答弁がありました。 次に、歳出9款では、事務局費の備品購入費に減額がみられるが、対象備品は何かという質問に対し、家庭用のWi-Fiルーターを整備するもので、当初の調査により、通信設備の無い家庭が210軒として予算計上したが、再度確認を行ったところ、Wi-Fiルーターが必要な家庭は75軒であることが確定したため今回の減額となったとの答弁がありました。 次に、議案第19号 令和2年度市川三郷公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)では、下水道未接続世帯への接続の推進状況はという質間に対し、現在は通知やホームページ等で接続をお願いしているが、なかなか接続していただけない状況に苦慮しているところである。今後も引き続き、生活環境の向上等に理解をいただきながら、根気強く推進に努めていくとの答弁がありました。 続いて、議案第26号 令和3年度市川三郷一般会計予算では、歳出5款の農業振興費有害鳥獣防除資機材補助金について、令和2年度は、早い時期に補助金が無くなり、町民から苦情があったと思う。これを踏まえ、令和3年度の補助金の交付について検討したと思うが、変更点などあるかという質問に対し、これまでの補助額の上限を30万円としていたが、なるべく広く多くの方にいきわたるよう、令和3年度からは、上限額を5万円と改定して事業を実施していきたいという答弁がありました。 また、林業振興費の松くい虫被害対策事業委託料はどの程度の範囲に散布する計画かという質問に対し、高田浅間神社内の松くい虫被害に対しての事業であるとの答弁がありました。 次に、令和3年度の地籍調査事業実施地区はどこかという質間に対し、大塚地区の二ツ池・印沢・矢坂を予定しているとの答弁がありました。 続いて、歳出8款では、本町では、消防団員の報酬を増額する検討をしているかという質問に対し、何度か委員会の中でも報酬改善に向けての検討を行っているが、現在、近傍の市町村の状況を調査しており、今後も消防団員の処遇改善に向けて検討を重ねていきたいとの答弁がありました。 続いて、歳出9款教育費において、保健体育総務費の中で、スポーツ推進委員とはどのような役割を担っているかという質問に対し、体力測定などをはじめとして、町のスポーツの推進にかかる活動を行っているとの答弁がありました。 次に、議案第32号 令和3年度市川三郷公共下水道事業特別会計予算では、公営企業会計へ向けたスケジュールはという質問に対し、簡易水道事業と同時期に令和6年度に移行したいと考えているとの答弁がありました。 以上が、当委員会に付託されました案件の審査経過ならびに結果であります。 よろしくご審議をお願いいたします。 ○議長(笠井雄一君)  以上で、各常任委員長の報告を終わります。 これより、報告に対する質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 討論、採決は3回に分けて行います。 はじめに、議案第1号から議案第43号のうち、議案第27号、議案第28号、議案第41号を除く40議案を一括して採決いたします。 40議案についての委員長報告はいずれも原案のとおり可決とするものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、40議案は委員長報告のとおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第27号 令和3年度市川三郷国民健康保険特別会計予算、議案第28号 令和3年度市川三郷介護保険特別会計予算および議案第41号 令和3年度市川三郷後期高齢者医療特別会計予算委員長報告は原案のとおり可決するものでありました。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議あり。の声) 6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  大変申し訳ございませんが、暫時休憩をお願いしたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  ここで、暫時休憩とします。     休憩 午前10時21分-----------------------------------     再開 午前10時22分 ○議長(笠井雄一君)  再開します。 反対討論はありますか。 第14番、一瀬正君。 ◆14番議員(一瀬正君)  議案第27号 令和3年度市川三郷国民健康保険特別会計予算および議案第28号 令和3年度介護保険特別会計予算、議案第41号 後期高齢者医療特別会計予算の3議案に反対する立場から反対討論を行います。 最初に、議案第27号 令和3年度市川三郷国民健康保険特別会計予算について、反対の理由を述べます。 国民健康保険は加入者4人に1人の割合で、貧困化、高齢化している状況です。それなのに国は国庫負担を抑制し続けてきました。そのために国保税の高騰は止まらない状況です。 このたびの、新型コロナウイルス感染症対策にしても国の対応が遅いことが感染拡大の要因でもあります。このことを、国保財政の圧迫要因となることが心配です。国保税は家族人数が多い世帯ほど税が高くなる均等割りがあるため、中小企業の従業員が加入する協会健保と比べて2倍にも高い額となっています。国内でも子育て支援を目的に国保税の子ども分の均等割りを免除する自治体が生まれています。 コロナ禍のもと、子育てのため母親が勤めを辞めるケースも少なくない中で、滞納世帯が増加することが心配です。 国により、国保の都道府県化が実施される中で、市町村国保国保税値上げへ誘導するとともに、国保加入者に対し税の負担増だけでなく、国保滞納者に対して短期保険証の発行や、受診したときに100%の医療費を支払わなくてはならない資格証明書の発行など、徴収強化を迫っています。 国保の構造的危機を招いている要因は、国保への国庫補助金の削減にあります。軍事費を削って国民の命を救うことこそ、政治の責任です。 市川三郷町の国保事業は、県下に誇れる援助事業が行われてきたと評価していますが、国保財政運営が県に移管されたことによる高齢者の医療負担増が止まらず、国の国保運営の在り方が国民の願いに逆行していることを指摘し、議案第27号 令和3年度市川三郷国民健康保険特別会計予算に反対するものです。 次に、議案第28号 令和3年度市川三郷介護保険特別会計予算に対する反対の理由を述べます。 私が、昨年12月の一般質問でも指摘しましたが、介護の社会化の期待の中で、2000年4月にスタートした介護保険制度執行後21年目になります。施行以来利用者数、事業者数が非常に増えてきました。しかし、その一方で介護をめぐる厳しい現実です。経済的事情のために必要な介護サービスを利用できないケースは後を絶たず、家族の介護を理由とする離職者は毎年10万人前後で推移しています。 介護現場では、深刻な経営難と慢性的な人手不足が続いており、事業の継続に支障が出かねない事態も生じているのではないでしょうか。 この質問を考えていた、前の日のこと、知人のお母さんが入所している介護施設が閉鎖する話を聞き、私の心配が現実になっているんだと、改めて思いました。 こうした状況をつくりだしたのは、政府がこれまで強行してきた新自由主義に基づく給付削減一辺倒介護保険制度改革であり、このたびの新型コロナウイルス感染症介護現場にもたらしているさまざまな困難なことを改めて鮮明にしました。コロナ禍で、一層明らかになった新自由主義の失敗、行き詰まりです。 介護の領域では、政府がこれまで進めてきた、もしくは今後進めようとしている介護の再家族化、介護の互助化、介護の商品化、介護の産業化の流れに改修されない、みんなが求める真の介護の社会化とは何かという再構築を住民のもっとも近くにあるまちの政治に携わっている私たちが、改めて鮮明に打ち出すことが求められていると考えます。 介護をめぐる現状の困難を打開し、介護保険が人権としての介護保障を実現する制度のあり方や、ビジョンを大胆に構想していくことも、このような時だからこそ必要です。必要ではないでしょうか。 介護保険制度は20年経過する中で、これまで5度の大きな法改正が実施され、改正の目的として一貫して掲げられてきたのは、制度の持続可能性の確保です。しかし、その内容は先に述べたように、利用者の生活の維持向上や、事業所経営の安定的な継続、介護従事者が長く働き続けることなどではなく、もっぱら給付削減と利用者負担の引き下げによって保険財政の維持を最大限追求することでした。 介護制度が始まって20年間経過する中で、相次ぐ制度の見直しによって、給付サービスは削られ、利用者負担は引き上げられ、介護報酬は低く抑えられる一方、介護保険料右肩上がりに上昇し続けてきました。 第8期介護保険料は、第7期と同額と据え置きされましたが、令和元年度決算では普通徴収者収入未済額は304万8,370円でした。介護保険料を滞納している人たちはペナルティによって施設入居をあきらめ、必要な介護サービスも減らされざるを得ません。滞納者の多くを占める低所得者にとって、一層深刻な事態となります。 介護保険制度そのものが高齢者を悩み、苦しめる制度になっていると、私は強い憤りを感じます。 よって、議案第28号 令和3年度市川三郷介護保険特別会計予算に反対するものです。 続いて、議案第41号 令和3年度市川三郷後期高齢者医療特別会計予算に対する反対の理由を述べます。 後期高齢者医療制度は、高齢者に対する医療サービスを差別する制度です。年齢によって医療の抑制、病院では高齢者を入院させておくと損をする仕組みを作りました。そのために、高齢者は他の病院へ転入を迫られたり、かかりつけの病院から、他の病院で診察してもらうにも、多額の初診料が要求される制度が作られました。そういう中で、家計が困難な人ほど、自宅で療養せざるを得ません。 そんな状況の下で、さらに困難にする75歳以上の医療費1割を2割にする計画が実施されようとしています。これ以上高齢者を苦しめる政治は許せません。介護保険と同じように、後期高齢者医療保険料も年金から天引きされますが、年金の支給額が少ない人は、年金から天引きできないので、役場の窓口で保険料を支払います。 令和元年度決算によれば、収入未済額は32万2,660円で、うち過年度分が9万2,630円でした。 町財政では、少額ですが納められない人はどんなに苦しんでいるのか、高齢者だけに心配です。経済大国、先進国と胸を張るのならば、少なくとも高齢者が生きていてよかったと思えるように、社会保障制度を充実させることではないでしょうか。それが政治に携わる者の責任です。国政に携わる人たちの飲食接待問題が次々に明らかになっているではありませんか。 年齢によって医療サービスを差別し、さらに改悪しようとしている後期高齢者医療制度は廃止すべきです。 以上の理由から、後期高齢者医療特別会計予算に反対するものです。 以上で、議案第27号、議案第28号、議案第41号の反対討論を終わります。 ○議長(笠井雄一君)  次に、賛成者の発言を許します。 第6番、高尾貫君。 ◆6番議員(高尾貫君)  議案第27号 令和3年度市川三郷国民健康保険特別会計予算、議案第28号 令和3年度市川三郷介護保険特別会計予算、議案第41号 令和3年度市川三郷後期高齢者医療特別会計予算について、原案に賛成の立場で討論を行います。 国民健康保険特別会計につきましては、持続可能な社会保障制度の確立のため、県と市町村がともに保険者となって、国保運営を担っており、国保運営に対する財政支援の拡充がされております。また、低所得者に対する保険料軽減や、新型コロナウイルス感染症の影響により収入の減少が見込まれる場合等における減免処置など、医療保険制度の安定化、世代間、世代内の負担の公平化、医療費の適正化がされ、国民皆保険を将来にわたって堅持するためにも必要な予算であります。 介護保険特別会計では、平成12年の保険制度創設以来、21年が経過し、3年に一度の見直しを行いながら運営されており、住み慣れた地域で在宅生活が続けられることを目的としました。 地域包括ケアシステムの推進のため、関係機関との連携や協働を図りながら努力してきたと確認をしております。 本年度において十分な検討により策定された第8期介護保険事業計画高齢者福祉計画に沿い、令和3年度も介護予防や自立支援、要介護状態の重症化防止、生活を支える仕組みづくりや、適正化事業をするなど、地域共生社会の実現と制度の維持に向け、さらに取り組んでいくことを期待します。 次に、後期高齢者医療特別会計につきましては、高齢者医療の安定的な確保を図るため、後期高齢者医療広域連合と市町村が協力連携することにより運営がされております。低所得者に対する保険料の軽減や、新型コロナウイルス感染症の流行に伴う保険料の減免処置なども行われております。高齢者の医療と支え手となる現役世代の暮らしを守るため、現行制度を堅持し国民皆保険を将来に引き継いでいくためにも、必要な予算であります。 以上の理由から、議案第27号、議案第28号、議案第41号について賛成討論といたします。 ○議長(笠井雄一君)  ほかに反対討論はありますか。     (なし) ほかに賛成討論はありますか。     (なし) 討論を終わります。 これから起立による採決を行います。 はじめに、議案第27号 令和3年度市川三郷国民健康保険特別会計予算について、賛成の方の起立を求めます。     (起立多数) 起立多数であります。 したがって、議案第27号 令和3年度市川三郷国民健康保険特別会計予算については委員長報告のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第28号 令和3年度市川三郷介護保険特別会計予算について、賛成の方の起立を求めます。     (起立多数) 起立多数であります。 したがって、議案第28号 令和3年度市川三郷介護保険特別会計予算については委員長報告のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第41号 令和3年度市川三郷後期高齢者医療特別会計予算について、賛成の方の起立を求めます。     (起立多数) 起立多数であります。 したがって、議案第41号 令和3年度市川三郷後期高齢者医療特別会計予算については委員長報告のとおり可決すべきものと決定しました。 次に、請願第1号 75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書の提出を求める請願書の委員長報告は採択とすべきものでありました。 請願第1号の委員長報告について、討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議あり。の声) 異議がありますので討論を行います。 まず、委員長の報告に反対者の発言を許します。 第3番、齋藤美佐さん。 ◆3番議員(齋藤美佐君)  75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書について、反対討論をさせていただきます。 少子高齢化が進み、令和4年度以降、団塊の世代が後期高齢者となり始めることで、後期高齢者支援金の急増が見込まれる中で、若い世代は貯蓄も少なく、住居費、教育費等のほかの支出の負担も大きいという事情に鑑みると、負担能力のある方に可能な範囲でご負担いただくことにより、後期高齢者支援金の負担を軽減し、若い世代の保険料負担の上昇を少しでも減らしていくことが、今、最も重要な課題であります。 今回の改革において、これらを総合的に勘案し、後期高齢者であっても課税所得が28万円以上、かつ年収200万円以上の単身世帯、複数世帯の場合は、後期高齢者の年収合計が320万円以上の方に限って、その医療費の窓口負担割合を2割とし、それ以外の方は1割とするものであります。 負担、引き上げを巡って政府が年収170万円以上の案を示したのに対しまして、公明党は年収240万円以上と主張いたしました。 調整が難航したものの、75歳以上の医療費の窓口負担は、22年度の後半から単身の場合、年収200万円以上は2割となります。 後期高齢者医療への支援金を拠出している現役世代の負担軽減が目的でありますが、激変緩和を求めた公明党の主張で、施行後3年間は外来患者の負担増加額を1カ月あたり最大で3千円に押さえる措置が取られることになったところでございます。 現役世代の負担抑制効果については、年間800円程度されておりますが、なお、現役世代の負担が多い状況は続いております。高齢者に必要な医療の確保をすることが大事であり、かつすべての世代で支えあい、若い世代の保険料負担の上昇を少しでも減らしてくということが大事であると承知をしております。 高齢者に寄り添う施策を推進する中で、持続可能な行政運営、全世代型福祉の推進は必須であると考えます。 小さなお子さんから、高齢者まで笑顔で暮らせる未来を展望いたしまして、反対討論といたします。 ○議長(笠井雄一君)  次に、賛成者の発言を許します。     (なし) ほかに反対討論はありますか。     (なし) ほかに賛成討論はありますか。     (なし) 討論を終わります。 これから起立による採決を行います。 請願第1号は、委員長報告では採択とすべきものでありました。 これに賛成の方の起立を求めます。     (起立多数) 起立多数であります。 したがって、請願第1号については、委員長報告のとおり採択とするものと決定しました。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第2 議案第44号 令和2年度市川三郷一般会計補正予算(第15号)を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 町長、久保眞一君。
    ◎町長(久保眞一君)  議案第44号 令和2年度市川三郷一般会計補正予算(第15号)について 今回の補正は、予算額の増減はありませんが、繰越明許費の追加を行うものであります。 その内容は、第1表「繰越明許費補正」によります。 詳細につきましては、担当課長からご説明申し上げます。 ○議長(笠井雄一君)  財政課長、薬袋和幸君。 ◎財政課長(薬袋和幸君)  議案第44号 令和2年度市川三郷一般会計補正予算(第15号)の内容説明をいたします。 2ページをご覧ください。 第1表の「繰越明許費補正」は追加1件で、内容は1月の専決補正で予算計上しました新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業のうち、12節委託料の一部110万円を繰り越すものです。 その要因は、ワクチン接種記録システムの改修について、国の仕様の変更等により年度内の事業完了が見込めなくなったためであります。 以上、繰り越し明許費補正の説明とさせていただきます。 よろしくご審議のほどお願いいたします。 ○議長(笠井雄一君)  これより質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議案第44号は原案のとおり可決することに決定しました。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第3 西日向外三山恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙を行います。 お諮りします。 選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推選にしたいと思います。 ご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。 お諮りします。 指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。 ご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議長が指名することに決定しました。 西日向外三山恩賜県有財産保護組合議会議員に、北村晴一君、有泉正臣君、河野誠君、渡邉正明君、石原欣也君、内藤章一君、小林栄二君、以上7名を指名いたします。 お諮りします。 ただいま、議長が指名しました7人を、西日向外三山恩賜県有財産保護組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名しました7人が、西日向外三山恩賜県有財産保護組合議会議員に当選されました。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第4 日向山恩賜県有財産保護組合議会議員の選挙を行います。 お諮りします。 選挙の方法は、地方自治法第118条第2項の規定によって、指名推選にしたいと思います。 ご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。 お諮りします。 指名の方法については、議長が指名することにしたいと思います。 ご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、議長が指名することに決定しました。 日向山恩賜県有財産保護組合議会議員に、北村晴一君を指名します。 お諮りします。 ただいま、議長が指名しました北村晴一君を、日向山恩賜県有財産保護組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、ただいま指名しました北村晴一君が、日向山恩賜県有財産保護組合議会議員に当選されました。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第5 諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき、意見を求めることについてを議題とします。 執行部の説明を求めます。 町長、久保眞一君。 ◎町長(久保眞一君)  諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて 黒沢地区在住の市川三郷町人権擁護委員齋藤和樹氏は、令和3年6月30日をもって任期満了となるため、同氏を再度推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。 詳細につきましては、担当課長からご説明申し上げます。 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(笠井雄一君)  町民課長、武田真一君。 ◎町民課長(武田真一君)  それでは、齋藤和樹氏の略歴についてご説明いたします。 黒沢地区に在住の齋藤和樹氏は、平成30年7月に人権擁護委員に就任し、現在1期目であります。 齋藤氏は、黒沢郵便局の局長でもあり、また町のスポーツ推進委員を5期務めており、町および地域の活動に多大なるご尽力をいただいております。 日ごろより幅広くさまざまな方々と交流がありますので、その経験を生かした人権擁護活動が今後も期待されています。 以上です。 ○議長(笠井雄一君)  これより質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し、採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、適任ということでご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、諮問第1号は、適任という意見を付することに決定しました。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第6 発委第1号 75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書の提出についてを議題とします。 本件について、提案者の説明を求めます。 第4番、丹澤孝君。 ◆4番議員(丹澤孝君)  発委第1号 75歳以上の医療費窓口負担2割化撤回を求める意見書の提出について、提案理由を申し上げます。 高齢者は収入の柱である年金が年々減少し、預貯金を切り崩して生活している状況におかれ、生活のため働いている高齢者も多くいます。また、1割負担の現在でも、窓口負担を理由に受診を控える人が後を絶たず、手遅れの要因にもなっています。 このまま2割化が実施されれば、受診を控える高齢者増加し、必要な医療が受けられなくなることが懸念されます。 コロナ禍で、高齢者の健康と生活の不安が高まっている今、窓口負担を増やすことは命と暮らしに重大な問題を引き起こすことになりかねません。 こうしたことから、75歳以上の医療費窓口負担2割化の方針を撤回することを求め、意見書を提出するものです。 以上、提案理由といたします。 よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(笠井雄一君)  これより質疑に入ります。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、発委第1号は原案のとおり可決することに決定いたしました。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第7 発議第1号 町民体育館コンクリート直貼り床の調査及び検証特別委員会の設置を求める動議についてを議題とします。 ここで暫時休憩といたします。     休憩 午前10時56分-----------------------------------     再開 午前11時10分 ○議長(笠井雄一君)  再開いたします。 提案理由の説明を求めます。 第1番、秋山豊彦君。 ◆1番議員(秋山豊彦君)  議長のお許しを得まして、動議の説明をさせていただきます。 町民体育館コンクリート直貼りの調査及び検証特別委員会の設置を求める動議。 設置の理由、生涯学習センター管理条例第1条では、当該町民体育館は、体育館の普及振興と町民の健康を増進するための施設として設置すると規定している。しかしながら、町民体育館の床は、コンクリートの上にわずか6.5ミリのレックスシートが直貼りされているだけである。このような床構造の体育館が、子どもから高齢者までさまざまな年齢層の町民が健康を増進するために利用する施設として適しているか否かを調査検証する必要があると思います。 委員会の名称は町民体育館コンクリート直貼り床の調査及び検証特別委員会。 設置の根拠、地方自治法第109条および市川三郷町議会委員会条例第5条、委員の定数は6人、調査検証機関、委員会は議会で調査検証終了を議決するまで継続し、閉会中も調査検証を行うことができる。 どうか良識なる議員の皆さん、町民の皆さんのためにもぜひひとつこの調査特別委員会は認めていただきたい。 以上で、説明を終わります。 ○議長(笠井雄一君)  これより質疑に入ります。 11番、三神貞雄君。 ◆11番議員(三神貞雄君)  三神です。 今ここに提案されている議第でありますが、私たちは、その体育館設置するとき、建設委員が何十名ということで、県の指導も受けながら完成した体育館で、その後、現場へも行ってみました。監査も受けて議会も今まで音信不通、今まで何も反対もなかったですよね。ただ一方的に議会だけが調査するということは、いろいろな費用と言ってはおかしいですがいろいろかかります。この際、当局もいろいろな意見もあるんですが、町とよく話をして、もう一度、そして議員は議員でやってくださいと、町は町でやるということであれば話は別ですが、勝手に議員だけが走って調査するということはちょっと、ここまで何カ月も経って、何も了解をしていない議会もね、最近、急にこの問題が出てきた、何でそんなことをやる。もっと町とよく話をして、検討してから委員会を作るなら作っていただきたいと思いますが、保留してもらいたいと思います。 ○議長(笠井雄一君)  11番、三神議員、答弁を求めますか。 結構です。 ほかに質疑はありますか。     (なし) 質疑を終わります。 お諮りします。 討論を省略し採決することにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 お諮りします。 本件については、原案のとおり可決することにご異議ありますか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。 ここで暫時休憩といたします。     休憩 午前11時16分-----------------------------------     再開 午前11時29分 ○議長(笠井雄一君)  再開します。 引き続いて、町民体育館コンクリート直貼り床の調査及び検証特別委員会委員の選任を行います。 お諮りします。 町民体育館コンクリート直貼り床の調査及び検証特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第4項の規定によって、お手元にお配りいたしました名簿のとおり指名したいと思います。 ご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、町民体育館コンクリート直貼り床の調査及び検証特別委員会委員は、お手元にお配りした名簿のとおり選任することに決定しました。 ここで正副委員長互選のため委員会を開きます。 委員会条例第9条第1項の規定により直ちに委員会室において、町民体育館コンクリート直貼り床の調査及び検証特別委員会を招集いたします。 暫時休憩といたします。     休憩 午前11時30分-----------------------------------     再開 午前11時39分 ○議長(笠井雄一君)  町民体育館コンクリート直貼り床の調査及び検証特別委員会委員の正副委員長の互選が行われましたので報告いたします。 町民体育館コンクリート直貼り床の調査及び検証特別委員会委員長に第6番、高尾貫君、副委員長に第9番、有泉希君、以上であります。----------------------------------- ○議長(笠井雄一君) △日程第7 閉会中の所掌事務調査の件を議題とします。 議会運営委員会委員長から会議規則第75条の規定により、お手元にお配りしましたとおり、議会の会期、日程等の議会運営に関する事項および議長の諮問に関する事項について、継続調査の申し出がありました。 お諮りします。 委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、委員長の申し出のとおり決定しました。 なお、総務厚生常任委員会委員長、教育土木常任委員会委員長からも会議規則第75条の規定によって、お手元にお配りしたとおり、継続調査の申し出がありました。 お諮りします。 委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     (異議なし。の声) 異議なしと認めます。 したがって、委員長の申し出のとおり決定しました。 以上で、本定例会に付議されました案件の審査は全部終了しました。 これをもって、令和3年第1回市川三郷町議会定例会を閉会します。 大変ご苦労さまでございました。     閉会 午前11時41分 会議の経過を記載して、その内容が相違ないことを証するためにここに署名する。                        令和  年  月  日      市川三郷町議会議長      会議録署名議員      会議録署名議員      会議録署名議員  本会議録の作成にあたった者の氏名は次のとおりである。    議会事務局長    海沼良明    議会事務係長    進藤陽子    議会書記      芦沢順司    議会書記      櫻井 茂    議会書記      望月恵美...